※出生前診断のお話、中期中絶のお話を含みます。センシティブな内容につき、不快に思われる方はご覧にならないようお願いいたします。また心が不安な方、似た状況の方もいらっしゃるかと思います。自分の心を優先ください。
中期中絶を受けた際の入院記録です。妊娠19週でした。
私もこのような状況となり初めて知ったことですが、妊娠12週目以降の中絶は分娩しなければなりません。通常の出産と同じように陣痛の痛みに耐え、出産します。そして火葬します。
お産って幸せなものというイメージがあると思いますが、そうではないお産もあるんだと初めて知りました。そして自分がそうなるとは・・・想像もしていませんでした。
私はトータルで2泊3日入院、4日目に退院となりました。
当初の産院のスケジュールでは4~5日で退院できると聞いていたので予定通りではあったと思います。
- 1日目・・・ラミナリアで子宮口を開ける処置を2回
- 2日目・・・陣痛を誘発させる膣剤4回
- 3日目・・・陣痛を誘発させる膣剤2回、出産
- 4日目・・・退院
おおまかにこのようなスケジュールでした。
1日目はお昼前に入院しました。
夫が荷物を運んでくれ、病室まで一緒に入り、書類など確認しました。
ちなみに病室は個室でした。入院前の説明で基本個室ですと言われたので安心して過ごすことができました。
一通り説明や荷物の片付けを終え、最初の処置です。
12:00 ラミナリアを入れました。
何本入ったかや、サイズなどは聞いていません。先生からも特に言われなかったですし、聞くのも怖かったので聞きませんでした。
そして痛みですが、少し痛い・・・というのが私の正直な感想でした。
ラミナリアに関しては様々な情報があると思いますし、私も処置を受ける前はネットでたくさん調べて・・・この処置が一番不安に思っていました。
少しの痛みで終わったのは先生の処置がうまかったのかもしれないし、私の感覚でもあるかもしれません。
普段の内診より少し痛いような・・・そんな感覚でした。
入れた後は、少し違和感を感じましたが・・・普通に歩くことができました。
18:00 2回目のラミナリアです。
この処置は結構痛みを感じました。ラミナリアなのか、器具なのかをめちゃめちゃ奥までグッと入れられるような、腰が引けるような痛みでしたが、それは一瞬でした。
どうしてもその時力が入ってしまうので、カーテンの向こうで先生や助産師さんたちが力抜いてね~と言ってくださいました。
その後ラミナリアの本数を増やしていくと、段々生理痛のような痛みが襲ってきます。
ズーンと子宮が重くなるような、生理痛の重いバージョンぐらいの感覚でした。
すみません痛いです。とカーテン越しに先生に言うぐらいでした。
20:00 トイレに行きたい感覚が続く
仕事帰りの夫が面会に来てくれましたが、ずっとトイレに行きたい感覚が続いていました。
実際トイレに行くと出るけど、またすぐ行きたくなるような感覚・・・そして下腹部痛が少しあったので持参したカイロで温めていました。
22:00 カイロで楽になる
カイロで温めていたらだいぶ楽になりました。
助産師さんにトイレに行きたい感覚があると伝えると、子宮と膀胱は近い位置にあるので、刺激などが関係してくると言っていました。
23:00 下腹部痛強くなる
寝る前に歯磨きをしていたら、ズーンと下腹部にくる感じがありました。そして寝る前にギューッと子宮が収縮する感じもありました。
2:30 痛みが強くなり起きる
ナースコールして、状況を聞いてもらいました。ここから寝れなくなってしまいます。
助産師さんはこのあたりから定期的に来てくれました。とてもありがたい。
この日はこれ以上痛みは強くならず、朝方にまた少し寝れました。
重い生理痛に耐える、そんな感覚でした。
2日目の記録に続きます。
※記事を書いているだけでも状況を思い出して辛くなってくるので、淡々と状況を書いています。その時の気持ちなどあまり書けていませんが、もし状況が落ち着いたらそのようなことも追記したいと思います。