【羊水検査②】FISH法 結果

お空へ返すまで

※出生前診断のお話を含みます。センシティブな内容につき、不快に思われる方はご覧にならないようお願いいたします。

羊水検査を受けてから約4日後、夫の携帯に着信が入りました。結果の通知の電話です。

「NIPTで出た21トリソミー陽性と、同じ結果となりました。これは確定診断です。」

何となく分かっていたけど、信じたくなかった。だけどこれは現実です。

夫は家に帰ってきて、その電話で聞いた内容を色々と教えてくれました。話しづらかっただろうに・・・本当に感謝しています。

NIPTで陽性の結果が出てから、この事実を自分の中で理解し飲み込むことは簡単なことではありませんでした。それと私たち夫婦の中ではもう一つ、大きく不安な点があったのです。それは

  • 私たち夫婦の遺伝子に何か問題があるのか。
  • 私たち夫婦の組み合わせに問題があるのか。
  • 次も妊娠を考えた場合、また同じようなことが起こってしまうのか。

このような不安を抱えていました。

ですので、FISH法の結果の電話を受けたとき、夫にはこのような質問を聞いてもらうようお願いしていましたし、二週間後に再び最終結果を聞きに大学病院を受診するので、これらの不安点をしっかり聞いて来よう、そのように思っていました。

上記の内容については、また別記事で詳しくお話したいと思います。

さて、FISH法での結果が分かり、私の中ではやはりそうだったか・・・。そんな気持ちと現実を受け入れたくない気持ち、様々な気持ちが入り混じっていました。

その翌々日に、通っていた産婦人科を受診します。

NIPTの結果と、羊水検査のFISH法の結果を伝え、今後のことについて相談しました。

実はこの時の記憶はほとんどありません。

産婦人科に行って私は何と言ったか、先生は何と言ってくれたか、思い出せないのです。必死に生きていただけでした。

先生にひとつだけ確認されたことは覚えています。

「今回の妊娠はどうしますか。」

諦めること、伝えました。

この時はFISH法の結果が出たときでしたが、Gバンド分染法の結果がまだ出ていなかったので、その結果が出たらすぐ中絶の処置を受けるスケジュールで予約を入れてもらいました。

この時に処置の内容も説明を受けます。ほとんどうわの空状態で覚聞いていました・・・

中期中絶はネットでも調べていたので、それとほとんど同じ内容の説明でした。

そして別室で助産師さんから同意書の説明や、入院時の説明、持ち物などの説明を受けました。

まだ仕事もしていたので、仕事のスケジュールを調整したり、中期中絶に向けて動き出します。

続きます。

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